古民家民泊 おさかのおうち

天保十年・築百八十年の古民家
旧清原邸が宿泊施設として今、甦る。

私たちが目指すもの
そして
開店までの奮闘記

About Us
  • ナゼ、ゲロで、古民家民泊を?
    50を過ぎた頃。
    友人が癌や脳梗塞など大病する事が増え
    私自身もヘルニアや、目の病で入院し、ふと
    「これから死ぬまでどう生きる?」と考えるように。
    出した結論が元々大好きだった下呂への移住でした。
    自給自足を目指し(ハーブ・果樹園・畑とヤギ&鶏小屋も準備中)
    毎日、田舎暮らしを愉しみながら
    息つく暇なく働く多忙な友や、これから友となる皆様に
    「ほっと一息つける第二の住処」
    「非日常だけどどこか懐かしい、気軽に泊まれる宿泊施設」
    そんな空間が提供できれば幸いです。
    2015/3
  • 言霊ってホント、
    言葉にしていたら現実になった。
    古民家。
    できれば、囲炉裏とか蔵があったら最高!

    畑を耕し美味しい野菜を作る。
    果樹があれば、おやつも自家製。

    ヤギ鶏も飼えば牛乳卵は買わずに済む。

    一日の終わりに温泉にゆっくり浸かりたい。
    イメージを言葉にし続け
    「5年以内に移住する」

    と会う人会う人にお話をしていた。
    探し始めて二年目に見つけた物件はとにかく広すぎて
    建物の痛み程度から改装に時間もお金もかかりそうで断念。

    その一年後、出逢った旧清原邸。
    不動産の方に頼んでまずは見学。
    事前の情報で未掲載の
    「欲しかったモノ」が続々。

    蔵?
    「趣味の洋裁の工房ができる!」

    元牛舎?
    「ヤギと鶏飼える!!」

    隣接した広大な土地も売りたい?
    「ハーブ・果樹園・畑・駐車場に十分やん!!!」

    そして母屋は?

    「しっかりした梁。
    美しい建具。
    箱部屋は客室に
    使い勝手が丁度良い」

    急な階段を上がった元蚕部屋は

     「うわぁぁぁぁぁぁぁ

    なんて広い空間!?
    天井高く梁でかっ!                        イベントができる!!!!

    こんなにやりたい事がドンピシャはまる物件ってありうる?
    もうこれは導かれたとしか言いようがない。

    ‘これがしたい。
    あれがしたい。’願いを言葉にし続ければご縁があって目の前に現われるのだ!
    2018/3
  • 束柱が深いところで1.35mって??
    冬は寒い飛騨小坂、断熱は最優先。
    断熱を充填する前に下地の補強が必要で
    床板を剥がすと不思議な光景が広がっていた。

    西は床下35㎝に対して東は深いところで1.35㎝!
    この束柱の1mの差ってナゼ??

    知り合いの大工さんが教えてくれた。

    昔は川が暴れて川路があちこち変化していて
    昔、川原だった形跡、傾いた下地の上に
    基礎柱を長短で調整してこの家を建てたらしい。

    でも漬物石大の丸くて大きい川石は
    夏は涼しいけど冬は冷やして下から冷気が上がってくる。
    どうりで畳+絨毯2枚+登山用靴下でも
    「凍傷になりそうっ。ぶるぶるっ。」って。
    冷えの原因の石全て運び出そうかと思ったが
    沢山の束柱をくぐりつつ20m漬物石を沢山運び出すなんて
    何年かかるかわからないので早々に諦めた。

    こちらの大き目の囲炉裏の画像ですが、
    推測としてお蚕さんの繭をゆでてた場所?
    2019/1
  • 最強の断熱セルロースファイバー
    沢山の断熱材について調べた結果、
    セルロースファイバーを導入した。
    「新聞紙で快適な家が建つ」という本を何度も読み返しました。


    施工費は高いけど冷暖房機器に頼らない生活で
    コスパは良いとの判断です。しかもホウ酸をしみこませた新聞紙を繊維状にした材。

    防火性、害虫忌避、調湿、吸音効果も期待大。

    家は見えないところが大事だと今回建築を学んで痛感しました。
    2019/2
  • 引っ越しのサカイ~♪
    開いた口が塞がらないほど感動したのでこちらで紹介したい。

    依頼した引っ越しのサカイのお兄様達の逞しさと俊敏さ。
    そして礼儀正しさに脱帽。

    軽々と運んでらっしゃいますがめちゃ重い棚ですよ。
    つかんだら最後、小走りまたは猛ダッシュで運び入れました。
    2019/3
  • 大工さんの手により檜の床板が次々と・・
    客室22畳分は畳で
    共有スペース+管理人室の62.5畳分は15㎜厚の檜板張りに。
    他の場所で使う30㎜の杉板と共に岐阜県内の製材所に2往復。
    荷台2山分の床材の荷下ろしと室内への運搬ですが
    大工さんと二人で肩にひょいと乗せて汗だくで運びました。

    今思い出すとどこからそんな力が湧いてきたんでしょう。
    火事場のバカ力ってやつでしょうか??
    2019/4
  • 2階の下地開始
    蚕部屋として使用されていた空間。
    1.2階の間は天井板のみ。
    柱の補強と、ボードを貼って下地を組んで貰ったので
    今後は壁仕切りはせず、床張りと畳敷の空間を作って
    ヨガや音楽鑑賞会などコミニティの場になる予定です。
    5年計画で生まれ変わる予定。
    2019/4
  • ロケットストーブかぐつち
    当初予定していた高価なキッチンオーブン付き暖炉1台から
    こちらのストーブ2台に変更。
    (ダイニングと共有スペースに設置)
    ロケットストーブなので薪材質こだわらず、
    コンパクトでオシャレだけどパワー十分。
    鉄瓶や鍋かけたまま。
    そしてここで焼く林檎や焼芋は極上スイーツ。
    2019/4
  • 囲炉裏の間の灯りとり
    囲炉裏と薪ストーブ使うと換気は?

    私は考えに考えた。
    そしてそれに応えるように大工さんも考えた。

    天井固定のアクリル板が
    上向き観音開き仕様に変更。
    夏も開け放つと涼しい風が入ってきます。

    材料はスリガラスちっくなポリカの段プラ。
    (地元のホムセンにて入手)
    2019/5
  • 腕の良い左官屋さんの手により・・
    リフォーム番組で、紹介されていてひとめぼれ。天然由来のモルタル、
    モールテックス(https://menjo.jp/mortex/
    春に職人さんと施工講習会に参加。

    壁材は地元の木材が原料(地産地消)調湿効果抜群の
    もっくん(https://mokkun.jp/)。
    客室、ダイニング、廊下、2階など
    塗った面積なんと120㎡。
    二度塗りだから240㎡。
    そして壁も同じくらいの面積。

    どちらも天然由来の環境に優しい材料です。

    結果、人にも優しい。
    2019/6
  • 洗面台はステン×ウリン材
    元々あった1人でしか使えない備え付けの洗面台は2階に移動。
    厨房機器屋で入手したぴったりサイズのシンクに
    蛇口台や隙間の処理に造園仕事のストック、ウリン材を加工。
    ウリン材は水に強く外でも耐久年数100年と言われてます。
    私が死ぬまで十分もちそうです。
    2019/7
  • 床塗は墨柿渋で!
    「伊勢型紙のおおすぎ(https://www.osugi.co.jp/)」さんで
    仕入れた柿渋に墨汁を混ぜて墨柿渋という液体を作りそれを塗る作業。
    多くの友達の助けがあって62.5畳分塗り終えました。
    後日、仕上げにマルタの匠の塗油を塗りました。
    時間の経過と共にいい味出てきています。
    2019/9
  • 客室の電気はダクトレールに変更。
    客間の天井がかなり低く、背の高い人は頭がつかえる。
    予想通り天井の化粧べニアを剥ぐといい感じ。
    ボード張り後、モールテックス施工
    ダクトレールに照明器具を変更してすっきり。
    でも剥いだ後の荒れた木材を埃かぶりながらサンダーで磨き
    木製塗料を塗ったり穴を塞いだり。
    細部で結構手間がかかりました。
    自己満足ですが、寝転がって天井を眺めた時の視界が
    「なんとなく、いい感じ。」と感じていただければ!
    2019/10
  • 日本庭園の手入れ開始
    客室の前に群馬の造園屋さんが施工した日本庭園があり
    でも、ど真ん中に樹齢55年のイチイノキがあったり
    客室から右手方向の枝垂れ桜の大木を眺めたいけど
    手前にあった常緑樹でみれなかったり
    と気に入らないところが色々ありました。
    チェンソー、剪定鋏を片手に芯になる樹木の整理開始。
    だんだんすっきりしてきました。
    最終的にはガーデンライト導入して夜も雰囲気ある庭にします。
    2019/11
  • 続きは只今作成中。
    もうしばらくお待ちください。
古民家民泊 おさかのおうち
岐阜県下呂市小坂町湯屋64
0576668012